赤石岳・荒川岳 小渋コース

        小渋川の渡渉が15箇所くらいあり水量によっては危険なため、最近は長野県側からの登山者が
       減ってしまった。9割以上が静岡県側から千枚岳を経由して登っている。荒川中岳に宿泊した際、宿
       泊した中で長野県側から登って来たのは私だけであった。
        小渋コースを行く登山者は少ないが赤石、荒川への最短コースであるため紹介します。

      登山口湯折まで
         
         松川インターを出て直進し大鹿村へと向かう。大鹿村に入り右側へ進み「赤石荘」の案内をたよりに
       進む。赤石荘が右手にありそこを奥へ行き、「荒川荘」の案内板を確認して右に下る。右手に「荒川荘」
       を見てさらに奥へ進む。舗装は途中で終わり終点にゲートがある。車は数台駐車出来る。

      
        
         渡渉をするには皮製の登山靴よりもスニーカーの方が後の乾きもいいし、靴ズレもおこしにくい。双
        方用意すればよいがその場合は広河原小屋に置いておき、帰りにまた使用すればよい。水量は時期
        にもよるが7月の末と8月第1週目でヒザ丈くらいであった。過去には数名の登山者が流されているが
        近年遭難がないことからもここから入る登山者が少ないためだと思われる。


                  
              悪沢岳途中からの中岳                 悪沢岳付近からの塩見岳

         荒川岳一帯は高山植物の宝庫であり南アルプスでも屈指の花の楽園だ。
                     
           
               荒川岳側からの赤石岳

        参考タイム   湯折から赤石山頂小屋まで          約9時間
                   湯折から荒川中岳山頂小屋まで      約10時間
                  1泊2日で両山を征服することが出来ます。


         
      空からの赤石岳
             大鹿村でヘリ遊覧を実施していた時に行って初めてヘリに乗ってみました。15分ほどの
             フライトで1万5千円だったような気がします。スリル万点でした。(11月3日)

             
                    赤石岳山頂                           稜線と富士山
                 
           登山道からは絶対見られない荒川大崩壊地        大鹿村釜沢集落と上部は鳥倉林道

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