1月13日(金)出発
昨晩降った新雪が薄っすら残る中、朝5時に座光寺の紳士服アオキを出発し、中部国際空港へ向かう。
セントレア10:30発 ベトナム航空347便でハノイへ
ハノイで乗り継ぎ ベトナム航空841便でカンボジアのシェムリアップへ
シャエムリアップ着(現地時間18:10)時差−2時間
夕食後ホテルへ シェムリアップ(泊)
1月14日(土)二日目
朝食前にアンコール遺跡のパスを購入のため、ホテルを早朝5時に出発。入場パス用の顔写真を撮影後、アンコールワットへ行き日の出を待つ。日の出を見た後ホテルで朝食を済ませ、午前中はアンコール・トム、午後からはアンコールワット遺跡の観光。
アンコール遺跡
9世紀から15世紀にかけてインドシナ一帯を制圧したクメール王朝の首都跡で、代表的な遺跡は「アンコール・ワット」と「アンコール・トム」で「ワット」はヒンドゥー教、「トム」は仏教の影響が色濃い。1992年に世界文化遺産に登録されたが、今から150年前にはその存在は知られていなかった。1860年にフランス人博物学者のアンリ・ムーオによって再発見されるまで、密林の奥深くに眠り続けていた遺跡である。1972年からのカンボジア内戦で、ポル・ポトが指揮していたクメール・ルージュの原始共産主義勢力によりここが陣地とされ、砲弾を受けたため仏像が破壊され、各国からの援助で修復されてきている。日本からも周辺の地雷の撤去や、参道の石組みの修復に石工が指導しており、NHKのプロジェクトXでも紹介されている。
アンコール・トムは縦横3km四方に囲まれており、その広さと石で造られた建造物の大きさに、ただただ驚くばかりでした。
バイヨン寺院回廊にある彫刻画
東西160m、南北140mの回廊の壁面に12世紀の人々の生活模様が多数描かれている。狩り、漁、炊事、出産等々、細かく刻まれているのには驚いた。
アンコール・トム遺跡東側にあるタ・プロム(1186年代に創建)
当初は仏教僧院として建設されたが、後にヒンドゥー教の寺院に改造された。アンコール遺跡発見当時の景観で保存する方針で、あえて必要最低限の修復しかされていない。巨大なスポアン(カジュマルの一種)の木々に押しつぶされた回廊は風化の跡も見られ、永久にこのままの状態で残すというには無理があると思うが、100年〜200年くらいは大丈夫だろう。
巨大な根が血管のように細かく張り巡らされた箇所が数箇所あり、撮影スポットとなっており、記念撮影には待たされた。
午後アンコール・ワットへ
カンボジア国旗にこの国の象徴「アンコール・ワット」が描かれている。
巨大な建造物の基壇から塔の頂までを浮き彫り(レリーフ)で埋め尽くされ、いったいどれだけの時間(歳月)を掛けて出来たのか?気が遠くなってしまう。
右の写真の壁面のアップです。長い回廊が続いております。
気球に乗って上空から見たアンコール・ワット
広さ1.5km四方の周りの深い密林の様子がお分かりいただけると思います。
アンコール遺跡を見学後、市内でクメール料理の夕食を摂り、ベトナム航空で再びハノイへ ハノイ(泊)
1月15日(日)三日目
世界自然遺産のハロン湾クルーズへ
ハロン湾に向かう途中の車窓から見た田植えの様子
ハロン湾
ハノイから車で3〜4時間東に行った中国に近いところに位置する。穏やかな海に2,000もの奇岩がそそり立ち、「海の桂林」と形容され、その奇岩の間を縫うように観光船クルーズが行なわれており、世界中からの観光客で賑わっている。ハロンとは「龍が降りる地」という意味だそうだ。
帆船によるクルーズもあるようだが、見られなかった。
まさに「海の桂林」という形容に誰もが納得するだろう。
ハロン湾には洞窟がいくつもあり、数百年前は海賊の隠れ家としても使われていたようだ。カラフルなライトアップはいかにも東南アジア人らしいセンスだ。
日本の鍾乳洞も過去に幾つか見てきたが、鍾乳石の長さがはるかに長いように感じ、凄いの一言に尽きる。
ハロン湾の2,000にも及ぶ奇岩だけでもその景観に驚かされ、さらに鍾乳洞にも驚嘆し、まさしく世界広し、これぞ世界遺産だと思います。
ハノイへ戻り夕食後昨晩と同じホテルへ ハノイ(泊)
1月16日(月)四日目 市内観光と水上人形劇観劇
電線に注目して下さい。自分の家に引かれている線が分かるのかな?
ベトナム建国の父 ホー・チ・ミンの遺体が安置されているホーチミン廟
午前中市内観光をして午後から伝統芸能の水上人形劇を観劇、水面をステージにして人形が水上を動き回るのだが、からくりが分からない。水中で人がシンクロナイズのように息を止めて操っているのかと考えたのだが、無理がある。最後に人が出てきて驚いた。水の深さは膝くらい。いったいどうやって操っていたのか不思議でならない。飯田の人形劇カーニバルにも来た事があるようだ。
こうして水上人形劇を最後にベトナム最後の晩餐後、深夜空港へ
1月17日(火)五日目
セントレアへ7:00着 入国手続き後飯田へ
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アンコール遺跡の入場券のための顔写真撮影に並ぶ。早朝5時だというのに世界各国から来た観光客で混雑には驚き。
アンコールワットからの日の出 6:51
早朝から日の出を見に来た人たち
アンコール・トム 南大門
バイヨン寺院での記念撮影 同年10人衆
日本は真冬なのに半袖でも暑いくらい。
スポアンの根に巻き込まれた回廊
ニシキヘビが巻きついているようだ。
30℃の暑さの中、広い遺跡を歩くのには、体力も必要だ。
重機が無かった時代に、これほどの石材をどのようにして積み上げたのか?まったく見当がつかない。さらに彫刻まで施されている。
カンボジア国旗 1993年制定
気球に乗って150mくらいの高さから見物
ベトナム ハノイのホテルロビー
酉年にちなんで金の鶏の飾りが置かれていた。春節が近いこともあり、ベトナムではキンカンを飾るのが風習だということだ。商店ではXmasセール中で、サンタクロースが氾濫していて、今や正月前といったところでした。
湾のシンボル闘鶏岩
ハロン湾を見ながら海鮮料理に舌鼓
船の向こう側の岩の鍾乳洞見学のため上陸
この高さ、空間が感じられますでしょうか?
バイクへ3人乗り 4人乗りもたまに見受けられた。
とにかくバイクが多いのには驚いた。ビービーとクラクションが賑やかい。人が道路を横断するときは日本のように早く渡るのは危険。人の動きが予測できず跳ねられる。ゆっくり動くことでバイク、車が避けてくれるのだ。
朝の通勤風景 日本のバイクが活躍
孔子を祀る目的建てられた文廟 |