鑓温泉をめざして  16.5.22
                                             参加者  筒井   ボード
                                                    赤羽目  山スキー

        5月8日に小日向のコルまで行き、いい場所だったため筒井君を誘ったら、行けますと
       いう返事が返ってきた。鑓温泉まで行けるかわからないが、とにかく小日向のコルまで
       行ってみようと出かけた。
        8日に来た時よりかなり雪が解け、駐車場からシール登行出来たのが雪が無くて板を
       担ぐ事になった。小日向のコルに取り付く辺でシールにクトーを付け、スキーを履いて登
       った。最近買ったクトー(スキー用のアイゼン)のおかげで、コルまでスキーを履いたまま
       登る事が出来た。前回より30分早いペースで、猿倉から2時間半だった。

         
         小日向のコルへの登り 木々の芽吹きが始まっていた    鑓温泉を望む 真中よりやや下の黒い部分

        鑓温泉まで行くにはコルから下って1時間ほど登らなくてはならない。帰りは下った分
       だけ登り返すことになる。せっかく登ってきたのに下るのは勿体ない。ならば高度を維持
       しながら夏道を行ってみようという事になり、スキー、ボードを置いて出かけた。
         雪渓のトラバースはアイゼンがあれば安心なのだが、筒井君はボードブーツに合うアイ
       ゼンがないため数回滑り落ちた。落ちても危険箇所はないが、はい上がってくるのにはか
       なり体力のロスとなる。高度を鑓温泉よりちょっと低いくらいで近付いて行ったところ、大き
       な問題があった。絶壁だあ。小日向のコルからでは雪で白いため、続いているように見え
       たのだ。地図を広げた。夏道はかなり下を行っている。降りて登る体力もないし、何やらゴロ
       ゴロ雷も鳴り始めたため、引き返すことにした。

          
             ここで引き返すことにした                       鑓温泉まであと少しだったが
         
         小日向のコルに着いた頃から雨が本降りとなった。雨具を着てさあ、滑り降りますか。
        雪が猿倉の駐車場まであれば20分で帰れるのにと、思ってみてもしょうがない…

          
            コルから豪快に飛ばす筒井                        ブッシュで滑降を断念 背負う
          
          雪で倒れていた枝が雪解けで出てきて、滑降中にその枝の下にスキーが入ってしまい
         大転倒をしてしまった。頭を少し擦りむいた程度だったが、転倒しないことが山スキーの基
         本であることを思い知らされた。
          帰りにまた「小日向の湯」に浸かり、汗を流して帰路に着いた。
         

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