山ノ内町渋温泉地獄谷 21.1.11(調査)
21.2.11(再訪)
お猿の温泉で有名な渋温泉は開湯1,300年の歴史ある温泉です。江戸と信州善光寺を結ぶ
脇街道で草津道の要路にあり、湯宿として栄えてきました。 志賀高原入口の湯田中温泉も有
名で、渋温泉は湯田中よりちょっと奥に入ったところにあります。
石畳や木造の温泉宿街は歴
史を感じさせてくれ、自販機まで木枠で被い景観を壊さない気配りに感心しました。
宿泊客のみ9つある外湯巡りができますが、日帰り客も9番の「大湯」にだけ入ることができま
す。渋温泉大駐車場の案内所で入湯券を買って「大湯」前の土産屋さんに行くと入口の鍵を開け
てくれます。中からは開けられますが、外からは空けられない仕組みになっております。湯は鉄
分が多いためか茶色に濁って弱い硫黄臭がします。
温泉に浸かり温泉街を散策していると旅館の屋根に猿が3匹いて、雨樋を伝ってお土産屋に
下りてきました。店の人がいるか覗きこみ、中の様子をうかがっていました。 近寄って追い払お
うとしたら凄い顔して威嚇してきました。 店の人が出てきて追っ払いましたが、土産のアンズの
菓子やまんじゅうが盗られると嘆いておられました。
地獄谷温泉の一軒宿「後楽館」 地獄谷の「野猿公苑」
後楽館の露天風呂 21.2.11 後楽館の内風呂 源泉は70℃と熱い。
内風呂から外に出ると混浴の露天風呂があります。対岸の観光客から丸見えです。
露天風呂に浸かるスノーモンキー
野猿が温泉に入ることで有名な地獄谷は、渋温泉の横を流れる横湯川上流、約4kmにあります。
温泉に入る猿は世界でもここだけで、アメリカのライフ誌上で有名になり、外国人観光客も大勢訪
れております。究極の気持ちよさそうな姿を見るには冬の寒い時期をお勧めします。
行き方は徒歩で上林温泉から散歩道を行くコースと、渋温泉から車で地獄谷公苑入口駐車場まで
行き、そこから徒歩10分のコースの二つがあります。渋温泉から車で行く方法は12月途中から3
月中旬まで一般車は通行できませんので、前日マイクロバスの予約が必要です。連絡先はこちら
です。スノーモンキーホリデー観にバス
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