我が地区の裏山 座光寺富士(1,270m)
(本名 猪の山)
18.11.12踏査
フルーツライン歩道橋から見た座光寺富士
座光寺富士は飯田市座光寺から見ると富士山の形に似ていることからそう呼ばれておりますが、
私が子供の頃、祖父は入山(いりやま)と呼んでいたのを憶えております。今現在、入山と呼ぶ人は
相当ご年配の方です。私は地元に居ながら今回を含めても3回しか行っておりません。最初は中2
の時に学校の植林作業で檜を植えに行き、それから30年経った数年前に小学生だった娘と登り、
そして今回です。 今年(平成18年)地区財産区議会の出費により山頂に位置と標高を記した標柱
が設置されました。恥ずかしながら今まで山頂は手前のピークだと思っておりましたが、標柱はまだ
そこから奥にありました。山頂には太い松の木がありそれが昔からの目印のようです。
注 入山とは座光寺地区で持っている座光寺富士一帯を指しており、座光寺富士の本名は「猪の山」が
正しい。(元財産区議員の話)
行き方 登山コースは二通りあります、一つは写真左側の尾根を行くコースで一本杉の方から入ります。
もう一つは上県道の秋葉様から上がり山の神の方から入るコースで写真右の尾根を登ります。後
の方の山の神コースは車の駐車スペースがないため、今回は一本杉からのコースを紹介します。
林道終点 車は3、4台駐車可 登山口(尾根取り付け点)山頂まで1H〜1.5H
飯田方面から上県道を来ると右側にU建築さんがあります。すぐ宮崎橋で信号がありますが、橋
を渡らず、橋の手前を左折して1kmほど上がると左手に大きな杉の木が見えてきます。これが一
本杉です。最後の民家を右手に過ぎると山に入っていきます。800mほど行ったところで鎖が張っ
てありそこまでです。以前は登山口まで行けましたが…車を止めそこから林道を20分くらい行くと
尾根取り付け点に着きます。
山頂に向かう登山道 座光寺富士山頂 太い松が目印
尾根道伝いの登山道は整備されておりますが、茸採りの人がおおぜい入った跡があり所々で道
を間違えました。尾根に沿って行けば間違いありません。反対側(山の神側コース)から来た尾根
と合流する所は私が今まで山頂だと思っていた所ですが、中2の時に植えた檜が3m以上になり
視界がさえぎられてしまいました。植林した時は伊那谷がごろっと見渡せたように思います。山頂
はさらに奥で、途中、木立の間から南アの仙丈岳が見えますが、眺望は期待できません。山頂に
は太い松の木があります。この松の木が昔からの山頂の目印のようです。さらに登山道が奥に続
いており行ってみると100mほどで舗装道路に出てしまい「なんだあ」と力が抜けてしまいました。
山頂裏側の林道と中央アルプス安平路山 林道からの鋸岳と仙丈岳 手前は牛牧山
林道は上郷の姫宮から奥の野底山林道が開いて来ておりました。林道からは南アルプスの白峰
三山、塩見岳の眺望が素晴らしく、中央アルプスの安平路山も目前に見る事ができます。
熊に注意 今回は午後一人で出かけ、上の林道に16時でしたので熊が心配でした。山の下の果樹園は
相当被害に遭っております。ラジオ、笛を持参し自分の存在を知らせましょう。
*座光寺富士の山頂は、1,270mということですが、1,270mの場所は林道を渡った奥ではないかというご意見もあります。
うちの父も山頂には太い松の木がある訳だと言っていることからも、標柱の場所が昔から地元の人が山頂としてきた場所に
間違いないと思います。国土地理院の地図上の1,270m地点であるかどうかは財産区議会へ問い合わせ再調査して確認
いたします。結果をまたこのページでお知らせします。
12月3日再調査
第1ピーク 標柱に座光寺富士山頂と記されている 第2ピーク 平成14年8月25日に建てた標柱
もよう。消えかかっている。
座光寺富士に登る会と書かれている。
第3ピーク 財産区議会が建てた山頂の標柱 第4ピーク 林道対面のピーク 標柱なし杭があるのみ
1,270mと記されている。 林道を400mほど行き後ろから入る。
地図を見る限り第4ピークが1,270m地点に間違いないと思います。しかし、地元の詳しい人や父親の話では
座光寺富士ではないとのことです。座光寺富士は麓から見るとピークが3つ横に並んで見えます。(トップの写真
をよくご覧下さい)これらを総称して「座光寺富士」と呼んでいることからも第3ピークまでが座光寺富士で、第4ピ
ークは父親が言っていた座光寺と隣の上郷の境の峠ではないかと思われます。
第4ピークに打たれた杭は境界
で、そこから奥が下りになっているのを考慮するとうなずけます。
標高につきましては確認でき次第このページでお知らせいたします。
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