季節のお便り 
                                                               令和元年のおたよりへ


        Facebookに移行しました。Facebookのアプリを開いて「赤羽目壮人」で検索すると、スマホでも見ることが出来ます。
 
        よろしくお願いいたします。


                
                   平日ガラガラの 野麦峠スキー場  2021.1.20         リフト下のウサギさんの足跡

        新しい年を迎えたのですが元旦から初日の出を見ながらスキーにと出掛けたり、長野県民特割を使って渋温泉に泊まり野沢
       温泉スキー場、志賀高原へと行ったり、白馬五竜、やぶはら、野麦峠へと、今シーズン既に滑走日数13日となりました。そんな
       訳で更新を怠っておりました。
        コロナも相変わらず収まる気配はなく、非常事態宣言が発令され、現状では2月7日からさらにもう1ヶ月延長する方向で検討
       されているようです。コロナについてはこのホームページの
独り言のコーナーでも書いているように、メディアによる恐怖の煽
       り過ぎです。菅内閣もメディアによって右往左往しており、国民の不安は増すばかりです。相変わらず菅、二階、森老害らによる
       東京オリンピックを開催するという強行発言は、太平洋戦争突入や3万人の戦死者を出したインパール作戦のようで、誰か党内
       でブレーキを掛ける勇者がいないのかと怒りを通り越して失望の感しかありません。令和新撰組の山本太郎氏が一人頑張って
       も、野党が結集しないと駄目ですね。                                         2021.1.22


             
              キカラスウリの実(11/23)     実を割ったところ      種 ほんの一部      キカラスウリの花(7-8月) 

        実家のリンゴの収穫の手伝いにかみさんと一週間行って、ようやく終わって畑の隅の梅の木に目をやると、カラスウリが幾つも
       ぶら下がっているのを見つけました。正式にはウリ科のキカラスウリです。食用には向きませんが、食べられないことはないよう
       です。繁殖力が強く、1個の果実に写真の5、6倍の数の種が入っていそうです。300個はありそうです。雌株、雄株とあり、スズ
       メガによって受粉がされ、実をつけるようです。 打ち出の小槌の形の種を財布に入れておくとお金が貯まるということで、探して
       みたのですが、どうやらキカラスウリではなくて、縞状から朱色に熟すカラスウリのようです。残念!
   2020.11.27


             
                ツリフネソウの群落 伊那市にて   ツリフネソウ(釣船草・吊船草) ツリフネソウ科  2020.9.24

        彼岸が明けて気がつけばもう9月も終盤です。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、朝晩急に涼しくなり長袖を出して着て
        おります。この時期にはヒガンバナがカレンダーを見ていたかのように咲き、自然の凄さ、不思議さを毎年感じさせてくれます。
        ヒガンバナの他にこの時期に咲く花としてツリフネソウがあります。近年、あまり見られなくなりました。日影の少し湿った所に
        自生します。園芸種のホウセンカはツリフネソウ科になります。ホウセンカも最近は栽培しているのを見なくなりましたね。種が
        はじけるのが面白くて、子供の頃それで遊んだ事が懐かしい思い出です。
              2020.9.26


        8月10日の山の日に「風越山を愛する会」主催で、飯田市のシンボル風越山(かざこしやま)別名権現山に登って来ました。
       総勢27名と大勢集まり盛況でした。風越山は開山1,300年余の信仰の山で、先人たちの信仰の思いが各所で見られます。2020.8.13

              

             六斗石            日夏耿之介歌碑            ツキヨタケ                 先日登った池口岳も見える


        
         キヨスミウツボ(清澄靫)            ツルアジサイとバイケイソウ     岩に根を張る樹木 カエル館の裏の森で

        梅雨前線の活動が活発になり九州の熊本県の球磨川流域は大変なことになっております。飯田下伊那地方も数箇所土砂崩落
       があったようです。これも温暖化の影響で東シナ海の海水温の上昇により、気化した水蒸気が日本に大量の雨をもたらし災害を
       発生させている訳で、環境破壊のつけであると思います。
        家に閉じこもっていてもしょうがないと思い、根羽村のカエル館でキヨスミウツボが咲いたということで見に行って来ました。 この
       植物はアジサイ科の植物の根に寄生する寄生植物で、絶滅が危惧される貴重な植物です。カエル館周辺には真ん中の写真のよ
       うにツルアジサイが多く見られ、その根元をよく見ると数箇所でキヨスミウツボを確認できました。ツルアジサイの花は終わりを迎
       えておりますが、代わってバイケイソウが咲き始めております。

        カエル館の裏の遊歩道で森に入って行くと、大きな苔生した岩に根が巻き付き、その上に樹木が育っている自然の造形を幾つ
       も見ることができます。私が知っている限りではこのような光景は、八ヶ岳山麓の白駒の池周辺の苔の森しか覚えがありません。
       前々から気にはなっていたのですが、茶臼山一体は元々は火山で1,500~1,600万年くらい前に噴出があったようで、岩を観察す
       ると玄武岩・安山岩の火山から出来た岩(溶岩が地表で冷え固まった火山岩)のようです。写真(右)がそれに当たり、学術的に
       貴重なものかは調査中です。根羽村にちなんで「ネバル岩(根張る岩)」と命名したらどうかと思い、カエル館の館長の熊谷先生
       に提案中であります。
                                                      2020.7.5


           
              キヌガサソウ                 サンカヨウ           ミズバショウの群生 小日向のコル 2020.6.9 
    
        関東甲信越も梅雨入りとなりここ数日雨が続いておりますが、梅雨入り前にどうしても毎年行っている白馬の小日向のコルに
       行こうと思い、今回は以前から念願だった星空撮影をしようとテントを担いで行って来ました。コロナ感染拡大防止のため登山も
       自粛を求められており、山小屋の営業はほとんどが休業中で、返って静かで私にとってはその方がいいです。亜高山帯の植物
       が花を咲かせておりました。
                                                    2020.6.13
        白馬小日向のコル 残雪と新緑を求めて ← クリック


         
           もち麦畑の中に咲くひなげし(ポピー)  高森町        麦畑に咲く矢車菊(ヤグルマギク) 飯島町 2020.6.7           

        6月に入り飯田でも真夏日を記録しました。飯田地方では私が子供の頃、実家でも小麦を作っていたのを憶えていて、その
       畑にはヒバリの巣があって近くの空にはヒバリのさえずりがしておりました。もう55年以上も前のことです。近年では麦を作ら
       なくなり、飯田・下伊那地方では麦畑を見ることが稀になりましたが、高森町で見つけました。大麦のもち麦という種類だそう
       です。畑の中にポピーが咲いていて絵になりました。そういえばヤグルマギクが麦畑の中に咲いていたのを思い出し、何処か
       にないか探しに上伊那の飯島町まで行ったところ、見つけました。ヤグルマギクは繁殖力が強く、麦畑に侵入すると収量を減
       らすため、ヨーロッパの方では恐れられているようです。呑気に奇麗だなんて言っていたら叱られそうですね。 2020.6.7

       ※ヤグルマギク   キク科    過去には矢車草(ヤグルマソウ)と呼ばれたが、ユキノシタ科の同名植物との混同を避ける
                            ため、近年は植物図鑑もヤグルマギクに統一されている。元々はヨーロッパの麦畑の雑草。
         麦畑に咲く花 ← クリック


          
           志賀・草津道路から白根山に昇った天の川  2020.5.30 0:18    渋峠スキー場にて 早朝営業6時より(土日)
           奥の街灯りは群馬県前橋市か?

        コロナ感染防止のため営業自粛していた渋峠・横手山スキー場がGW明けの5月7日から再開したということで、シーズンの
       最後に行って来ようと考え、折角行くなら渋峠で星の撮影もと週末の天気と月明りの関係に注意していました。ようやくそのチ
       ャンスが訪れ、29日の夜、家を出て志賀高原横手山・渋峠へと行って来ました。渋峠の国道最高地点の駐車場には既に数台
       来て、数人が星撮影をしておりました。深夜0時だというのにカッコウの鳴声が響き渡っていました。
        撮影後、駐車場の車中で仮眠して寒さで目が覚め、道路の気温表示板を見ると3℃でした。6時からの早朝スキーに備えて
       着替えをし、リフト乗場へ。早朝券+1日券で5,000円しかやってないといい渋々支払う。ここまで来て高いからヤーメタともいか
       ない。コロナで休業していた分を取り返すつもりなんだろう。ゲレンデは朝の冷え込みでガチガチ、この時期までスキーに来る
       人たちは流石に上手い。2時間滑ったところで用意していったスズキヤの「ぶたじん」を焼いて朝食とし、もう数本滑ろうと思った
       ところ、眠気に襲われ断念しそこらを散策すると、ネコヤナギが咲き出しているところで、自宅付近よりも3ヶ月遅い春を感じて
       来ました。

       渋峠に星撮影となごりスキー ← クリック


           
            大鹿村鹿塩の花桃と星空   土星・木星が輝き、天の川、さそり座が立ち昇る 2020.5.2 AM3:00-3:30

         GWがスタートしステイホームと自粛を呼びかけているが、果たしてコロナ感染抑止に効果あるのか?それより、虐待で
        誰にも相談できない子や、家庭不和、夫婦不仲といった余計な心配をしてしまう。まあ、程ほどに気分転換しないとTVの
        ワイドショーでコロナ不安を煽る専門家や、閉店に追込まれる飲食店等の様子を見てても気が滅入るだけである。
         満月も近づき星が見え難くなる前にと深夜に星撮影に出掛けて来ました。花桃に照明を一瞬当て、撮影しました。
         野塾写真館
 ← クリック                                             2020.5.3


            
               座光寺万才地籍の用水池の山桜  花筏が浮かぶ  カモが年中棲み付いている  2020.4.26

         新型コロナウィルス感染予防で外出は出来るだけ避けるようにということだが、周辺の果樹農家では梨の人工授粉作業
        や、リンゴの一輪摘花作業に追われ、親戚や知人らの応援を得て、果樹園は賑やかなようだ。私も実家の梨の花付け作
        業に3日、リンゴの摘花に1日応援に行き、果樹園の無い農家では田んぼの耕作が始まり、田植えもそろそろのようだ。
         昼休みの間に近所の堤(農業用水池)の桜を見に行ったところ、大分花が散って水面に花びらが浮いて、奥にはカモが
        泳いでいて絵になるなと思ってカメラを取り出すも飛び立ってしまった。 夕方再度撮影に挑戦し撮影出来たが、多数いて
        飛び立った写真は、翌日三度目の正直で撮影出来たのだった。                             2020.4.29
        
山桜散り際 ← クリック


                           
                                  
豊丘村 てっぺん公園   2020.4.24

         志村けんさんのショックからまた俳優の岡江久美子さんもコロナで逝ってしまった。岡江さんは1956年生まれで同世代、
        あまりにも早過ぎる。コロナの影響で今年のGWはガマンウイークとなりそうだ。期待してた横手山・渋峠スキー場も営業終
        了となり、山も万が一遭難したりケガでもしたら病院が大変なことになるから、自粛しなければならない。
         近くにカメラを持って散策でもしよう。夜空も奇麗だ。                            2020.4.24
          豊丘村 てっぺん公園の夜空  ← クリック


              
                 麻績の里舞台桜 2020.4.3 AM 3:32      日本一の学校桜 高森南小学校の桜 2020.4.6
                 左上に薄っすら天の川、さそり座も見える

         飯田下伊那地方は桜が満開の時期を迎えております。今年は暖冬であったため、開花が例年より1週間くらい早まりま
        したが、コロナウィルス騒動で桜祭りも神社の春祭りも中止となり、花見に訪れる人は少ないようです。毎年、地元の桜の
        写真を撮りに周っておりますが、有名所では誰もが同じような写真になってしまうため、10年以上前から星を入れて撮影
        したり、無名の桜にレンズを向けております。写真左は母校の旧座光寺小学校の「舞台桜」です。深夜3時起きして行った
        ところ、既に先客がいたのには驚きました。同地区の方でした。石段の防犯灯が明るく、一晩中点燈しているため、近くの
        ソメイヨシノが年々弱り、遂に大きな枝が枯れてしまい、年末に切られてしまいました。人工光が植物に与える影響は結構
        あります。写真右の高森南小学校の桜は樹齢80年以上のソメイヨシノで、グラウンドの3辺に植えられており、枝は地面
        に付いている所もあります。遠方に左から仙丈岳、白峰三山(北岳、間の岳、農鳥岳)が望めます。 2020.4.6

        桜独り占め ← クリック あまり人がレンズを向けない桜です。


                
                           梨園で剪定した枝を粉砕するチッパー   2020.3.24

          今年は暖冬であったため、桜の開花が例年より1週間早く、今月末にはソメイヨシノが満開を迎えそうです。
          果樹園農家では剪定作業に追われており、同級生の果樹園から応援依頼がありました。陽気が進んでいるため、早
         くしないと梨の花が咲き、人工授粉作業が始まる前に終えなければなりません。剪定して切り落とした枝を拾い集め、
         処分します。昔は焚き木として使われていたものが、LPガスや電気に替わり、近年は畑や田んぼで焼却処分しておりま
         すが生木を燃やすため煙が凄く出て、近隣住民からの苦情もあって、肩身の狭い思いをしているようです。数年前から
         枝を粉砕する機械が開発され、導入する農家が増えました。同級生もつい最近購入し、私に粉砕を任されました。
          シュレッダーのように入口台から枝を入れてやると、中に回転歯が回っており粉砕して写真のように飛ばしてくれます。
         拾い集めた枝を運搬車で燃やす場所まで運ぶ手間と、焼却する手間が省けます。この機械1台396,000円だそうです。
         さらに省力化する機械は、落ちている枝をそのままローターで粉砕する方法のものがあり、100万円の投資になるという
         ことです。私の実家では畑で燃やし、一部は風呂の焚き木に使っております。           2020.3.28         


                 
                          北海道倶知安町ニセコヒラフスキー場 2020.2.21

          2月20日から24日までスキー仲間4人でニセコにスキーに行って来ました。今年はかつてない暖冬で、長野県内の
         スキー場も雪不足で苦労しており、全国では倒産のスキー場が出ている状態です。ニセコも今年は雪が遅く、例年の
         3分の1程度の積雪です。
          新型コロナウィルスの影響で外国人のスキーヤーが少ないのではと思って行ったのですが、むしろ日本人が少なく、
         右見ても左見ても外国人だらけで、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国から来ているようです。
         8割以上が外国人で占められており、休憩で入ったカフェにはメニューも英語で横には日本語もありますと書かれて
         おり、店内の客は外国人ばかりで、ホントにここ日本?という状況です。物価が外国人の富裕層を基準にしてある為、
         通常の1.5倍~2倍です。これでは日本人が敬遠する訳です。
          ニセコ花園には香港系ホテルが立ち並び、ハイアットホテルは1泊10万円もするそうです。そこから3km奥の国有
         林2.1haが売りに出され、競争入札で香港の企業が4億6千万円で落札したということです。(2/22北海道新聞)
         今にスキー場も外資系に替わる日が来そうです。       
               2020.2.29


                 
                     スキー教室でレッスンを受ける塩尻の小学生 やぶはらスキー場にて  2020.1.17

          長野県内の小学校では毎年1度、殆んどの小学校でスキー教室を開催していたのですが、県南部の飯田市周辺の
         小学校では、ここ2、3年前から実施しない学校が増えてきて残念です。年に1度の行事のためだけにスキーウェアを
         買うのが勿体ないとか、親が連れて行かれないからやらなくてもいい等、保護者からの反対意見があるようです。

          最近は中学校の伝統的な集団登山もやらない学校が増え、長野県という恵まれた環境下にありながら、情けないと
         思いますね。教職員に登山やスキーをやらない人が増えているのも一因かな?        2020.1.18


             
               塩見岳山頂から昇った初日の出 7:22           モルゲンロートに染まる中央アルプス

          新年明けましておめでとうございます。正月三が日は好天に恵まれ、素晴らしい初日の出が見られました。反面、
         スキー場はなんとかオープンに漕ぎ着けたものの、雪不足で全面オープンといった所はまだ少ないようです。
          さて、今年はすったもんだした東京オリンピック開催の年ですが、消費税率の引上げに台風災害と続き、庶民の
         関心もオリンピックどころじゃないというのが本音ではないでしょうか?当初7,000億円の予算内で世界一コンパクト
         なオリンピックにするという筈が、現在のところ3兆円にまで膨れ上がる見込みです。誘致するために温暖で過ごし
         易い時期だとか、デタラメな予算を呈示したと思われます。責任を誰も取らないのが近年の日本です。日本は着々
         と坂を転げ落ちて行くような気がします。

          今の日本の時事に分かり易く痛烈に突っ込むせやろがいおじさん動画 ご覧ください。     2020.1.4


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