季節のお便り 
                                                               平成30、31年のおたよりへ


                  
                   茶臼山カエル館 ヤマヒキガエル           カワチブシ(トリカブト属)  カエル館前にて 

      5月に結婚した娘夫婦が佐久市から来て、娘婿が根羽村の茶臼山カエル館に行きたいということで、案内して一緒
     に行って来ました。ここにはテレビで何度も紹介されたワンと鳴く「ネバタゴガエル」がおり、最近は館内に磁場がある
     ことが分かり、パワースポットとしても人気です。茶臼山カエル館
     周辺にはカワチブシ(トリカブトの一種)が見頃で、ミツバチが盛んに蜜を集めていましたが、トリカブトには毒があり
     トリカブトのハチミツを食べた山師たちが狂ったという話を聞いた事がありますが、本当なのかは不明です。
     ヒキガエルもドアップにすると恐竜ですね。                               2019.9.8


     先日の中央アルプス千畳敷の「スイコンボウ=タカネスイバ」と「イワスゲ」が猛威を振るって、他の高山植物に悪影
    響を与えていないだろうか?という問い合わせを駒ヶ根市観光課にしていたところ、丁重な回答がありました。
     千畳敷一体は県立公園で県の天然記念物に指定されており、信州大学の学識者、国、県の機関、山岳関係者から
    成る「中央アルプス駒ケ岳保存管理委員会」が組織されていて毎年生態系を調査しているとの事です。今回の私の警
    鐘も委員会に報告し、課題とするか検討してくれるとのことです。                     2019.8.23


           
               スイコンボウに占領されそうな中央アルプス千畳敷お花畑          千畳敷から乗越浄土方面   2019.8.13  

     4年ぶりに中央アルプス駒ケ岳ロープウェイで千畳敷を訪れたのですが、お花畑に猛威を振るっているスイコンボウ
    (正式名…スイバ)とイワスゲというイネ目植物に驚きました。4年前は7月に来たのですが、その時は時期が早いのか
    気にはならなかったのですが、スイコンボウの繁殖力は凄く、写真左下の赤い穂の植物が一面に広がり、写真右も赤
    い穂がお分かりになるかと思います。他にもイワスゲと思われる雑草も猛威を振るい、このまま放置すれば牧場になる
    こと必至です。
     駒ヶ根市役所観光課に認識しているか確認を依頼したところです。観光客の中にこの異変に気づいている人はいない
    でしょうね。 私は写真や登山を趣味としておりますが、ただ奇麗な写真を撮るだけでなく、生態にも関与して観ていきた
    いと思って行動しております。                                         2019.8.16
    


                
                   白いコマクサ手前とコマクサ          コマクサの保護のための防護柵 奥は硫黄岳 2019/7/25

        
関東甲信越地方の梅雨明け宣言はまだですが、晴れるという予報を見て行くなら今日しかないと決断し、八ヶ岳
     の横岳まで行って来ました。実は7/14~7/18までカムチャッカのアバチャ山(2,741m)に登って来て、その前に予備
     登山として花見も兼ねて行こうと思っていたのですが、晴れ間の日がほとんど無くて行けずにおりました。
      例年ですと7月上旬にはツクモグサを見に出掛けておりました。もうツクモグサは見られず、ウルップソウは盛りを
     過ぎ、代わりにチシマギキョウ、ミヤマダイコンソウ、ハイマツ帯の中にキバナシャクナゲが見事に咲いていました。
     しかし何と言っても主役はコマクサですね。硫黄岳を下る大ダルミから横岳までの登山道の両脇にはコマクサが満
     開でした。コマクサの時期には過去にも来ていますが、これほど分布していなかったと思います。防護柵やネットで
     立入を厳しく管理してきた賜物でしょう。燕岳、真砂岳、蓮華岳に並ぶコマクサの名所になる事を願います。
                                                                2019.7.25
     

               
                  地元座光寺恒川遺跡発掘調査 うねの跡               7/10出土した石斧   2019.7.10
 
      6月は実家の梨園の摘果作業と南水の袋掛け作業や、同級生の果樹園の手伝いがあったのですが一段落し、
     以前からお願いしてあった市の教育委員会の遺跡発掘調査に7月より行っております。座光寺の恒川(ごんが)
     遺跡は直ぐ近くに高岡古墳があり、奈良・平安時代に信濃国の最南の「伊那郡」を統治していた役所(伊那郡衙)
     の跡で古代国家の地方支配を知る上で重要な価値のある遺跡であると言うことです。飯田市ではここに史跡公
     園を作る計画で進めております。元善光寺駅の東側の線路下になります。
      写真は畑のうねの跡です。北東側に隣町の高森町があり、境を流れる南大島川が1715年(ひつじ年)に氾濫し
     ており、これを「羊満水」と呼びます。この時の土砂が地表30~50cmの下に20~30cm堆積しているため、土砂
     を除去する作業が中心です。日陰が無いため暑くて、熱中症にならないよう気をつけて作業をしております。いい
     ダイエットになります。富本銭が近くの高森町で出土しているので、期待を持ちながら作業をしてます。2019.7.13


                
                             桑の実                           2019.6.3

      実家の梅の収穫を手伝いに行き、隣りの畑の隅に桑の実が生っているのを見つけました。桑の木自体、近年は
     まったく見かけなくなりました。飯田下伊那地方は昭和30年代までは養蚕が盛んで、桑の葉は蚕の餌にするため、
     あちこちに桑畑があったのですが、もう殆んど見ることが出来なくなりました。 当地方で養蚕を営む農家は殆んど
     ゼロかと思います。私の実家でも昭和35年くらいまで蚕を飼っていたのですが、桑畑は果樹園に変っております。
     子供の頃、近所の桑畑に行って桑の実(当地方ではツナミと言った)を食べたものです。写真はまだ完全に熟して
     おりませんが、赤ワインより濃い黒紫色になると食べ頃です。この桑の実ですが、別名マルベリーと呼ばれフラボ
     ノイドが含まれ、ガンや老化の原因となる活性酸素を除去する効能があることで注目されております。ジャムやワイ
     ン用に品種改良された大実の種類があるようです。
                        2019.6.3


                
                     梨(豊水)の幼果   2019.5.20               梨の人工授粉作業  2019.4.22
      
      さわやかな新緑の時期となりました。近所の果樹園では今、梨の摘果作業の真最中です。私の実家でも梨園が
     あるため、先週から毎日かみさんと摘果作業のお手伝いです。4月に人工授粉して結実したものを選る作業です。
     一つの花房(花序)に花が複数咲き、受精して結実した幾つかの中から、形がよく奇麗な実を選び、1つにする作
     業のため、人間の手作業になります。一日中、上を向いて腰をかがめたりするため、大変な作業です。実家では
     総勢5人でこの作業をしていますが、夫婦二人で作業している農家が多く、後継者がいない農家では、はかどらず
     に苦悩しているようです。梨の摘果が終わると続いてリンゴの摘果作業が待っております。いくら機械化が進んで
     いるとはいっても、摘果や袋かけ作業は人足作業となります。
      農家には土日休みがなく、農繁期は大変ですね。                      2019.5.20


             
            長走沢 奥は北アルプス杓子岳ジャンクションピーク      長走沢上部(左写真の左のコル)から滑り降りるF氏 2019.5.11        
      
      県内のスキー場は渋峠を残し、GWの6日で今季の営業を終了したようです。ゲレンデスキーは終わってしまっ
     たのですが、高い山に登ればまだまだ雪はあります。先日の御嶽に続き、今回は釣り、自転車、スキーにと半端
     でないF氏を誘って、白馬三山(白馬、杓子、鑓)の杓子岳の長走沢に出掛け、双子尾根の樺平(2,120m)から滑
     り降りて来ました。御嶽に勝る急勾配で、最後の尾根に登る斜面は四つん這いで登りました。
      これが今シーズン最後のスキーかと思いきや、F氏はまだまだ乗鞍岳に行く気満々で、私もその気になっている
     ところで、かみさんからは呆れられております。                              2019.5.12
     


                      
                           御嶽山9合目からのスキー滑降 2019.5.3

       GW中、旧三岳村にある御岳ロープウェイが営業を行なっているということで、朝6時に出てR256の清内路
      を回って行って来ました。御岳ロープウェイはスキー場として1989年にオープンしたのですが、スキー人口の
      減少と、東海北陸道開通により美濃地方のスキー場に客を奪われ2011年春で営業を止め、その後、別の
      会社が夏と秋の紅葉シーズンまで営業を始めております。木曽地方のスキー場は2014年の御嶽山噴火の
      影響とアクセスの悪さにより、存続が危ぶまれているスキー場ばかりです。スキー人気の復活しかありません。
       御嶽山からのバックカントリーは今回が3回目ですが、歳と共に以前のコースタイムより、遥かにオーバーし
      ております。三重県から来たと言うシニア6人グループと出会いましたが、70歳の方が一番元気だと笑ってい
      ました。 詳細記録は野塾写真館 をご覧下さい。                        2019.5.3       


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