季節のお便り
平成29年のおたよりへ
湿雪の影響で垂れ下がった桜 伊那市 2019.4.10 雪で幹が裂けてしまったエドヒガン 中川村大草城址公園 4.11
各地で桜の見頃を迎えておりましたが、10日の朝からの水分を含んだ雪の影響で、各地で桜の枝が折れる被害が
発生しております。この日、私は北信の新雪に期待してスキーに志賀高原へ向かったのでした。家を出発した5時前
は雨だったのですが、松川インター辺りから雪となり辰野辺りまでは強い雪降りでした。岡谷JCから中野ICまでは雨
で、志賀高原入口からは雪に変わり、志賀高原は真冬でした。自宅に連絡したところ、かみさんが慌てて冬用タイヤ
に交換して、娘を会社に送って行ったようでした。帰りに伊那ICまで来ると大雪に驚き、雪が被った桜を撮影しようと、
下道を走って来ました。
本日、各地の桜を見て回ったところ、飯田市の大宮通りの桜、高森南小学校の桜も枝が折れていて、中でも中川
村の大草城址公園ではエドヒガンが無惨にも根元から裂けてしまっておりました。四月に入って雪が降ることはあっ
ても、昨日のような重い雪が一日中降ることは予想もつかなかったと思います。 2019.4.11
JR飯田線伊那小沢駅のカンザクラ 2019.3.5
長野県最南端にある天龍村の伊那小沢駅のカンザクラが見頃ということで、南信濃の河津桜を見ながら行って来ま
した。河津桜はパラパラと咲き始めたところです。伊那小沢のカンザクラは樹によっては既に散り始めてもおります。
眼下には天竜川が流れ、ウグイスの鳴声も聞こえてきました。すっかり春を感じさせてくれます。 2019.3.11
ニセコアンヌプリスキー場にて 後方は羊蹄山 ニセコ花輪リゾートで建設中のホテル 2019.2.19
2月18日から21日まで北海道のニセコにスキーに行って来ました。ニセコスキー場はニセコアンヌプリの一つの山に、
ニセコアンヌプリ、ニセコヴィレッジ、ヒラフ、花園(HANAZONO)と4つのスキー場が広がっており、世界最高クラスの雪
質を求めて、世界中からスキーヤーやボーダーが集まります。平日でしたので日本人スキーヤーは少なく、8割以上が
外国人で、東洋系からオーストラリア、ニュージーランド人といったところでしょうか。とにかく、「ここは日本なの?」とい
う感じです。
花園リゾートに滑り込んでいくと、ニョキニョキと4棟のホテルを建設中で、写真手前にも地下を掘って工事が進められ
ていて、そこにもホテルが建設されるようです。もうビックリでした。スキー人口が減少し、長野県内のスキー場は経営難
から閉鎖に追い込まれたり、観光産業を存続させなければならないとして、市町村が損失補填をしているスキー場もある
ような状態です。聞くところによれば、NISEKO HANAZONOは外資系で、建設中のホテルはハイアットホテルのようで、来
シーズンにはオープンのようです。NISEKO HYATTをご覧下さい。外国人観光客を当て込んだ施設です。周辺にはヒルト
ン等高級ホテルが多数あり、1泊の平均が2~3万円のようで、格安航空チケットで行く私のような者では縁がない話です。
休暇を取って日本に来る外国人は日本人のような2~3日というケチな旅行ではなく、最低でも10日以上滞在していくよ
うです。昨年末ウイスラースキー場で出会ったオーストラリア人は、30日間滞在すると言って耳を疑いました。聞き間違い
で13日としても日本人では考えられません。海外、特に欧米人は長期休暇を取得して家族旅行や趣味を楽しみますが、
日本人はというと、1週間の休みでさえ取得できる人は極々僅かです。建設中のホテルも従業員募集をしなくてはなりま
せんが、人手不足の中で働き方改革といって、70歳過ぎてまでこうした施設で外国人の娯楽のために働くとしたら、日本
は先進国だなんて言っておれませんね。 2019.2.23
紅梅 自宅近くの耕雲寺山門にて 2019.2.17
ホームページのプロバイダーへの送信に不具合が生じていたのですが、3週間振りにようやく回復しました。
2月も半ばとなり、陽射しがだいぶ濃くなってきました。雪が降っても余程の大雪でない限り、積もることはないと思われ
ます。自宅近くの耕雲寺の山門に紅梅が咲き出しておりました。長野県最南端の天龍村伊那小沢ではカンザクラが咲
き始めたようです。 2019.2.17
子を抱いて温泉に浸かるスノーモンキー 地獄谷温泉にて 2019.1.5 どんど焼き 座光寺小学校グラウンドにて 2019.1.6
正月休みも終わり今日から仕事始めという方が多いと思います。好天に恵まれた正月でした。4日まで息子、娘が帰省
しておりました。5日の日には昨年10月まで勤めていた会社の中国人実習生を誘い、初詣と地獄谷のスノーモンキーを見
に出掛けて来ました。彼らにとっては9日間もある年末年始休暇は退屈で、時給制のため給与がなく、1月の給料は通常
月の6割程度にしかなりません。何処かに出掛けるにも公共交通機関か自転車の手段しかなく、節約している彼らの楽し
みはインターネットを利用して、チャットで母国の家族や友人らとやりとりをする事くらいです。日本人との接触は仕事以外
まったく無く、日本の文化や習慣についても知る由がありません。車中で「キツネうどんて、キツネの肉が入ってるんです
か?」と尋ねられ、笑ってしまいました。油揚をうまく説明出来ないですね。デザートのあん蜜の寒天も初めて食べたよう
でした。富士山を見たいということなので、また機会を作ってやろうと思います。
6日の日曜日に地区の有志らが集まりどんど焼きをやりました。2年前までは小学生の保護者が中心になって行なってい
たのですが、小学生児童の減少で出来なくなり、昨年から何とか存続しようと有志で行なっております。残念なことに小学
生は誰も来ずに、大人たちの行事になってしまいました。 2019.1.7
白馬五竜スキー場から見る初日の出 2019.1.1 7:10
あけましておめでとうございます。毎年初日の出を見に出掛け、習慣となっております。昨年は松川町の中央アルプスの
小八郎岳に登り、今年は飯田市のシンボル「風越山」か手前の「虚空蔵山」に登ろうかと迷っていたところ、白馬五竜スキ
ー場のサンライズスキーが元旦も営業するということで、後輩のH君一家と午前4時に出て行って来ました。放射冷却のた
めかなり冷え込み、高速道路にある気温表示はマイナス13℃の表示がありました。 身を切るような寒さの中、初日の出
に向かってピステン(雪上車で整地した縞模様の雪面)のかかった雪面を駆ける爽快感はたまりません。
元旦から元気に動いております。 2019.1.1
ウィスラー山頂リフト終点付近 2018.12.10 ゴンドラ終点付近からのブラッコムスキー場 ウィスラービレッジ街
8日から13日まで初滑りのツアーに参加し、カナダのウィスラーに行って来ました。今年は暖冬のようで日本のスキー場
は雪不足です。ウィスラーも11月22日にオープンしたものの一部だけで、雪不足が続いておりました。毎日現地のライブ
カメラを見てやきもきしておりましたが、出発日2日前当たりから積雪があり山頂からビレッジまでの11km、標高差1,500m
が滑走可能となり、仲間二人と期待して出掛けました。当初、旅行会社よりツアーの参加者が私たちを含めて5名のみと聞
いていたので、この年末に海外まで行って初滑りをするなんていう暇人はいないわ、と皆で言っておりました。ところが、6日
間コースは私たちを含め5名のみでしたが、8日間コースに34名もいてびっくりでした。その殆んどが高齢の元気なおばさん
おじさんグループでした。私は過去に2回来ていて今回3回目のウィスラーですが、毎年初滑りと4月の年2回来ている人や、
30回以上の人もいて、初めての人は同行の二人と数人だけなのには驚きました。 皆さん日本からスキー板を持参され、
レンタルスキーは私たち以外に1名いただけで、70歳過ぎのおばさんや、80歳の方もいるのに凄いパワーだと驚きでした。
今回は、今後2、3年内に定年を迎えるスキー仲間らとカナダに行こうという計画の、下見に行くかなという冗談から始まっ
たことです。しっかりと下見ができたので次回は同行者を増やし、折角なので8日間コースで5日滑って来たいと思います。
カナダスキーの詳細は別ページウィスラー・ブラッコム初滑り紀行 をご覧下さい。 2018.12.15
常念岳山頂 2018.11.27 13:31 6年前 2012.10.24 12:24撮影
実家のリンゴの収穫を終え時間が出来るようになり、スキーの足慣しにと行こうと考えていたのですが、今年は雪が
遅く、志賀高原の熊の湯は先週オープンしたようですが600mのコースのみということで止め、常念岳に登って来ました。
安曇野から見る常念は殆んど雪が無いのですが、登山道の日影には数日前に降った雪と湧き水が凍り、アイゼンなし
では無理でした。写真をご覧下さい。右の写真は6年前のものです。10月24日ですが槍・穂高連峰は真っ白です。陽の
当たり方も今回は1時間遅いとはいえ、だいぶ影って日の短かさを感じます。日帰り登山でしたので約10時間歩き、車
に戻ったのは17時半でもう真暗でした。体力が衰え到着時間も以前より1時間も遅れています。 2018.11.28
野塾写真館 に日帰り山行を掲載しましたのでご覧下さい。
子羊の半身を鉄棒(串)に刺し炭火焼スタンバイ いい色に焼けてきました じっくり焼きます 焼けた表面を順に削いで食べます 2018.11.24
勤労感謝の3連休、各町村や施設で収穫祭や感謝祭が行なわれ、五平餅、野菜、果物等が販売され賑わっている
ようです。阿南町富草で羊を放牧している友人が、子羊の丸焼きをやるというので、JA富草支所に行って来ました。
「富草ひつじ」というブランド名で出荷もされており、地元の農事組合メッツハウスの皆さんが綿羊、サフォークを飼育
しております。サフォークの焼肉を試食させてもらいました。肉の味に深みがあり、塩胡椒だけで十分です。鍋が用意
されていたので何かと思えば、しゃぶしゃぶもいけるにとのことで、ポン酢をかけていただいてみました。羊肉のしゃぶ
しゃぶは40年も前に飯田市中央通り4丁目の居酒屋で食べて以来で、その時はジンギスカンの大好きな私でも羊の
臭いが気になったのを憶えています。富草ひつじのしゃぶしゃぶは癖のないサフォークが使われており、柔らかくて臭
いは全く気にならず、脂が落ちることで、もたれません。焼肉、しゃぶしゃぶをいただき、そうこうしていると注目の子羊
が大部焼けてきたようです。焼けた部分を削いで提供です。炭火の遠赤外線でじっくり焼かれ、鉄板で焼いた焼肉とは
別格の旨さです。肉汁がジュワーと旨みと共に口の中に広がります。県外車で通り掛かった人たちも立寄り、羊肉の旨
さを再発見したようです。 2018.11.25
「富草ひつじ」は「JA富草店にしざか」で販売されております。
農事組合メッツハウス ← クリックしてみてください。
上の表をご覧ください。これは郵便局の定額貯金の金利の推移表です。銀行預金の資料が見つかりませんでしたが、
銀行・信用金庫等も殆んど同じです。私が就職した昭和49年(1974年)は信用金庫の2年もの定期預金の金利はな
んと、「8.1%」でした。2年後の満期時にはその時の金利に変わってしまうのですが、郵貯は預けた時の金利が最高
10年間そのまま続き、10年後には複利で倍になるということで、かなり郵貯に個人預金が集まったのでした。当時は
マル優制度(少額貯蓄非課税制度)があり、一般金融機関で300万円、郵貯300万円ということで、家族が5人いれば
銀行、郵便局合計で3,000万円まで非課税枠が利用できました。退職金等2,000万円を預ければ利息だけで年に
160万円ももらえ、さらに年金収入もあって老後は楽々生活出来たのです。金融機関の渉外係時代に、預金利息だけ
で息子を東京の大学に出したというお客様もいました。金融機関の預金金利は今や8%時代の800分の1で、銀行預
金はクレジット決済や公共料金支払いのための家計口座の機能しかなく、貯蓄するというよりは安全にお金を預かって
くれていると考えた方がよいでしょう。将来、金利とは逆に預かり料を徴収されるようになるかもしれません。事実メガバ
ンクでは「口座維持手数料」という名目で、顧客から手数料を徴収する検討をしております。年金額を減らされ年金受給
年齢も引き上げられて、預金利率もゼロ金利では生活困窮者が増えるに決まってます。
働き方改革などというのは「年金が払えないから、死ぬまで働いて稼げ」ということだと理解しましょう。これからの日本、
大変なことになります。55歳以下の人たちの老後(定年退職後の年金生活)の楽しみは無いと思った方がいいでしょう。
その前に病気に掛かるか、金欠病に陥るかも知れません。今からライフサイクルを設計することです。
お断り…家族名を利用しての預貯金は厳密にいうと贈与に当たり、贈与税の対象になります。源泉徴収される給与所
得者は贈与税の調査は心配ありませんが、個人事業者、同族会社は税務調査が入る可能性が大有りです。
最近、高金利・高配当をうたい文句に巨額の資金を集め、経営不振に陥り、債権者に払えなくなるといったニュース
が続いております。地元にある「かぶちゃん農園」の親元の「ケフィア事業振興会」や健康器具の「ジャパンライフ」といっ
た企業はオーナー商法という、個人から資金を集める方法で、ケフィアは半年で年利10%、ジャパンライフは6%を掲げ
多額の資金を集めていました。多い人で一人で1億円という巨額を出資した人もいて、多くの人は数百万単位で出資し
ていたようです。 世の中、金持ちは相当いるんですね。まあ、被害者には申し訳ないけど、欲のかき過ぎ、今時そんな
うまい話がある筈はありません。そのような人に限って欲が深い。昨今の預金金利が低すぎるのもこうした事態を招いた
原因ですね。「欲をかくと糞をかく」とは昔の人はよく言ったものです。 2018.11.16
実家の梨園にて 2018.11.11 Am7:25 松岡城址(高森町)のモミジ 2018.11.11 Am 8:02
朝、目が覚めて外を見たところ凄い霧が出ていたため、早速飛び起きて朝食を済ませ、カメラを持って出かけて来ました。
自宅近くの梨園の黄葉が進み、葉が落ちて黄色の絨毯を敷いたように綺麗で格好の被写体なんです。ですが、気付かず
車で通過してしている人たちが殆んどでしょうね。写真を趣味にしている人でも近寄って見なければ気づかないかもしれま
せん。実家の梨園まで来ると写真仲間のH氏に会い、一緒に隣町の松岡城址公園のモミジの紅葉を撮りに向かいました。
前日、日中に来た時とは違って霧が掛かり幻想的で、柔らかい写真になります。群馬ナンバーの車も来ており、どうやら
カメラマンのようでした。公園入口には松源寺の一本桜があり、春には全国から大勢のカメラマンが寄って来ます。
野塾写真館にも写真をのせてありますので、クリックしてみて下さい。 2018.11.11
ビニールハウスに吊るした 柿すだれ 2018.11.3
3年3ヶ月勤めた会社を10月20日で退職し、翌日から「市田柿」の加工のため、実家の柿採りと柿干し作業を手伝って
おりましたが、今年は柿が豊作で干し場がなくなってしまったため、10本ほど実を生らしたまま終了としました。昨年は11
月12日に柿採りを終えていたのに比べ、今年は柿の熟しが早く、例年より1週間早い作業開始となり、近所でも収穫は終
盤を迎えております。実家ではキュウリを栽培した後のビニールハウスを使い柿干し場にしております。全部で何個剥いた
かは、今は機械がカウントしてくれて、1日で多いときは7000個と言ってました。干した柿は温度や湿度管理が大変です。
柿剥きが終わると次はリンゴ(ふじ)の収穫が勤労感謝の日辺りから始まります。果樹農家では干し柿の出荷準備とリンゴ
の収穫や贈答の注文・発送で大忙しとなります。 2018.11.7
リンゴ畑の上空を舞う大鷲?凧です。 2018.10.22
秋も深まり、果樹農家ではリンゴの収穫が始まっております。シナノスイートがそろそろ終わり、シナノゴールドという黄色
のリンゴの収穫をするというので、実家の手伝いに行って来ました。毎年、鳥につつかれたリンゴがあり、売物にならない
物がかなり出るのですが、今年はまったく見当たりません。フジの出荷頃には分かりませんが、シナノゴールドに限っては
鳥害は見当たりませんでした。今年から写真のような1m近くもある大鷲凧が果樹園の上空にお目見えし、効果が出てい
ると思われます。グラスファイバー製の竿に太いテグスで繋ぎ、風が吹くと舞い上がり旋回したりもします。誰が考案したか
は知りませんが、1セット3千円らしく大当たりの鳥避け用具です。犬もびっくりして怯えるくらいの効果があるようで、、あち
こちの果樹園で舞っています。お蔭で爆音機や、毎年悩まされた鳥の悲鳴のような電子音が聞かれなくなり、今年の秋は
穏やかです。効果が持続することを願うばかりです。 2018.10.22
ベニナギナタタケ(紅薙刀茸) 可食 2018.10.7
キノコのシーズンの盛りを迎えております。昨年は松茸がまったく不作でしたが、今年は夏の猛暑で菌が死んでしまう事
が心配されましたが、9月の適度の雨と気温低下により、松茸が例年並みかそれ以上に出ているようです。そのような状
況から山に入る人が増え、長野県内では茸採りによる死亡事故が多発しており、8月から10月7日までに10人が滑落等で
亡くなっております。近辺でも中川村、大鹿村、喬木村で3人が崖から落ちて亡くなっております。私も久しぶりに茸採りに
喬木村の矢筈の過誤除けの滝付近に出掛けて来ました。数日前に滑落して死亡事故があった付近です。 ホウキタケと
シメジの仲間と思われる茸を採って来ましたが、図鑑だけでは判別つかず捨てました。確証のない茸は食べないことです。
もう30年以上も前の話ですがカキシメジをそのまま煮て食ってえらい目に遭いました。日曜日に採ってきて月曜の朝食べ
て出勤したところ、朝礼中に吐き気がして、我慢できずに飛び出して駐車場に吐いたことがあります。直ぐにかみさんに
電話して食べるなと伝えました。かみさんは当時長男を身ごもっており、私の採ってきた茸が心配だったため、食べずに
おりました。もし食べていたら流産して、長男はこの世に居なかったかもしれません。私も少し心配だったため1本だけに
しておいたので数回嘔吐しただけで済みましたが、たくさん食べていたら入院するところでした。
写真は矢筈の山林で見つけたベニナギナタタケという食用になる茸です。猛毒御三家のカエンダケに似ているため、いく
ら食用になるといってもこの茸を食べる人はいないと思います。猛毒御三家茸(カエンタケ・ドクツルタケ・タマゴテングタケ)
は1本で血反吐を吐いて苦しんで死ぬほどの猛毒のようです。 2018.10.8
ウイングヒルズ白鳥サマーゲレンデ 岐阜県郡上市白鳥町 サマーゲレンデ 2018.8.12
毎日暑い日が続き体調を崩している方も多いようです。暑いのならせめて気分だけでも涼しくと、2年前の夏に行った
ウイングヒルズ白鳥サマーゲレンデに行って来ました。このサマーゲレンデは自宅から188km離れた岐阜県郡上市にあ
り、全長1,000mと人口スノーマットを敷いたゲレンデとしては世界一の長さを誇ります。こんな真夏に来るスキーヤーは
私らも含めてお馬鹿さんたちばかりです。滋賀県から来たという小学生グループもいて、コーチの後を追って軽快に飛
ばしていました。さすがに皆さん、上手い人たちばかりです。ところどころに噴水のように散水されており、滑っていくと
下からのシャワーを浴びて、気持いいです。濡れてもいいように上下カッパを着用し滑ります。一緒に行ったH氏は最初
足を取られ難儀してたようですが、2本目からはコツをつかみ帰る頃にはまた来たいと喜んでくれました。
それにしても小学生の特訓グループは夏休みに水泳じゃないんですね。驚きました。 2018.8.12
片桐松川で水遊び 背景の右端の山は中央アルプス烏帽子岳(2,194m) この川には山女魚・カジカもいます。 2018.7.28
会社の若い有志と中国から来ている実習生を誘い、工場の駐車場でバーベキューをしました。折りしも台風の接近で
天気が心配されましたが、薄日で灼熱の炎天下を免れて楽しく行なうことが出来ました。実習生たちも部屋にはエアコ
ンがありますが、買物に行くにも自転車しか移動手段がなく、先日までの猛暑の日には部屋に閉じこもりがちです。
そこで、近くに清流があって泳ぐ事が出来、魚もいると教えてあげたら会社の若者たちも喜んで、河原に下りて行きま
した。私も後から行ってみると写真のように、皆パンツ一丁で楽しんでいました。中央アルプスから流れてくる清流です。
中国では川が汚れていて、川で泳げるような場所は近くに無く、日本は環境がよく整備されていると話してくれました。
実習生たちもお盆の連休をこの清流で涼んでくれることでしょう。何か楽しい事の一つでも、日本の思い出となるような
機会を作ってあげ たいと思います。 2018.7.28
カラスウリの開花 2018.7.15 21:27
毎日猛暑が続いております。こんな暑い最中にでも涼らしげに咲く花を、近所で見つけました。カラスウリの花です。
秋になるとレモン大くらいの黄色から、熟すとオレンジ色の実を付けます。食用にはならず、柿の木や垣根に巻きつく
つる性植物のため、昔からやっかいもの扱いされてきた植物です。雄株と雌株があり、実のなる方は雌株です。花は
雌雄微妙に違うようです。白いレース状の花が何とも高貴な感じで、近年この花を楽しむためにグリーンカーテンに
栽培する人もいるようです。花は夜咲き、翌日の午前中まで咲いていてくれますが、午後は萎んでしまいます。
2018.7.16
紫陽花寺として知られる深妙寺 伊那市 2017.7.3
梅雨明け宣言が6月29日に出され、観測史上6月の梅雨明け宣言は初めてと言っておりましたが、それも束の間、
先週は大雨で西日本を中心に大勢の死者・行方不明者を出しております。例年、7月に大雨が降ってから梅雨明け
となるのが普通で、気象知識のない私ですら7月にまだ降ると思っていました。気象庁が犯したフライングの責任は
重大です。各地で起きる地震や今度の水害も含め、復興は人手不足もあって遅れるでしょう。
掲載が遅くなりましたが伊那市の伊那スキーリゾート入口近くにある深妙寺の紫陽花です。毎年見に行っております。
この日は所用があり休みを取り、用事を済ませてから行って来ました。紫陽花を観賞するには、ちょっと小雨時くらい
の方がいいですね。この日は写真で見るように晴天でした。 2018.7.9
新潟県 直江津港 ヒイラギ(スズキ科)
実家の農作業も梨の袋掛け作業が一段落し、梅取りから手伝いに行っていた、かみさんの気分転換にもなるだろうと、
自宅から240km離れた日本海までドライブに行って来ました。自宅を8時に出発。中央道、上越自動車道を走り、3時間
かけて上越市へ、まだ11時でしたが直江津港で魚釣りをするため、回転寿司で腹ごしらえをしました。さすがに海辺の
回転寿司とあって少々お高いがネタがよく、かみさんも大満足のようでした。それから昨年豆アジを大量に釣った直江津
港でイワシを釣ろうと行ったところ、日曜日とあって駐車場が満車状態でしたが、何とか駐車出来ました。ほとんど長野、
松本ナンバーばかりです。ここは長野県の海なのです。
釣れているかひょうきんに様子を見て回ったのですが、釣果は殆んど無いようで、家族連れで来ていた若い奥さんが
先週はイワシがいっぱい釣れたのに、今日はヒイラギしか釣れんと言ってがっかりしていました。私らも空いてる場所を
見つけ、竿を2本出して始めることに。仕掛けは豆アジ釣りと同じサビキ釣りで、オキアミを籠に摘め、ドボンと沈め、しゃ
くります。すると直ぐに大量の小魚が真っ黒になるほど集まって来ます。ヒイラギというスズキ科の魚で、サビキ針になか
なか掛かりません。置き竿にして待っていたところ、かみさんの竿に掛かったようでした。5cmもないような小魚のヒイラギ
で、表面がネバネバしております。私の竿にも掛かったのですが、小さ過ぎてアタリの感触はありません。イワシの回遊
が何時来るか分からないため、14時で切り上げました。地元の釣具店のホームページを参考に情報を集め、再挑戦を
したいと思います。太平洋へも3時間掛かるし、行ってボウズはつらいです。帰りに高速道でキャンピングカーの炎上事
故のため通行止めとなり、散々でしたが気分転換にはなりました。 2018.6.3
アカシアの花を食べるサル 乳を吸う子ザルを抱いてアカシアを食う母ザル 2018.5.19
アカシア(正確にはハリエンジュ、ニセアカシア)の花の甘い香りの季節です。例年ですと6月上旬ですが、今年は桜から
何もかもが早いですね。毎年アカシアの花を食べにサルが出没する場所に出掛けて来ました。午後でしたが期待通り群れ
に会うことが出来ました。警戒心が強く、近付こうとすると直ぐ逃げてしまい、車の中から400mmのレンズでの撮影です。
この花からアカシア蜜が取れ、天婦羅などの料理にも使われます。サルもちゃんとご馳走を知っているようです。
ヤクの群れと祁連(キレン)山脈 蘭州~張掖の間の車窓より 張掖丹霞地貌(七彩丹霞) 2018.5.2
4月30日から4泊5日で中国の甘粛省にある「張掖丹霞地貌」という、近年になりようやく一般公開された絶景スポットに
行ってまいりました。GWに以前から行きたかったブータンのツアーを探していたところ、中国の秘境という文句に引き付け
られ、広大な自然を是非見てみたいと思い決めました。
今回のツアーは福岡、セントレア、羽田から18名の参加者があり、上海空港に集合しました。参加者は20代から80代
までという幅広い年齢構成で、半数以上が単独参加者でした。皆さん海外へ何度も出掛けられており、中国が初めてという
人は私も含めて3人だけには驚きました。70歳以上の方も1日6時間の歩行にもめげずお元気で、一人で参加するという
そのエネルギーには脱帽です。
私は今回の旅行まで中国に対して、尖閣諸島問題や著作権の侵害、食品の安全性といったことで良い印象がなく、中国
人が反日感情を抱くのと同じように、こちらも嫌中感情がありました。しかし、入ったお店の人の応対も良く、市街や観光地
には清掃員がいてきれいにされており、中国へのイメージが変わりました。観光地のゴミ箱やトイレの施設や舗装の色にも
周りの景観に同化する気配りが施されており、やるなあと感心しました。日本のマスコミも中国の悪い点を強調して報道せ
ず、いいところを報道すれば親中派が増えると思うのですが…隣国同士仲良くしたいものです。
さて、今回の旅の一番の見どころは写真にある「張掖丹霞地貌」です。色とりどりの断層やカルスト地形が雨水や風で浸
食され、奇岩がそそり立ち、違う星に降り立ったような感じすら受けます。同じような地形で、トルコのカッパドキアが有名で
すが、ここの岩は太陽の光線の向きで色が変わるというのが特徴です。ちょうど2年前に行ったモンゴルと同じように、大陸
の広大な景色を見ると、大げさかもしれませんが人生観が変わるような気がします。 2018.5.6
旅行の写真は野塾写真館に載せてありますのでご覧ください。
祁連(キレン)山脈…長さ2,000km、最大幅500km 平均標高4,000m 主峰;祁連山(5,547m) 最高峰;団結山(5,827m)
写真左の標高 3,200m
鯉のぼりと中央アルプス(南駒ケ岳と空木岳) 松川町生田 部奈地区にて 藤の花と中央アルプス 2018.4.29
更新をしばらくしていなかったため、読者から具合でも悪いの?といったご心配をいただきました。私はとても元気です。
3月までほぼ毎週スキーに明け暮れて、平日は仕事に追われる毎日で、仕事でパソコンを使っていると家に帰って来て
からも向かうのが億劫になり、怠けていたのが更新出来なかった言い訳です。ストレス発散のスキーシーズンも終わって
しまい、気がつけば新緑の季節です。今年は桜が例年より10日程早く、梨の花付け作業も2週間以上早く、ただ家と会
社の往復だけの毎日では季節に置いていかれそうです。
リフレッシュのために明日から中国の秘境に行って参ります。報告をおたのしみに。
2018.4.29
どんど焼き 座光寺小学校グランドにて 2018.1.7
昨年まで地区の小学生の親たちが中心となり、地区役員が援助して行なっていた「どんど焼き」ですが、小学生の家庭の
減少と、地区の住民の中にも行なわなくてもいいという意見があり、投票の結果、地区としてはやらないことになってしまい
ました。地区行事としてやらなければ自分たちだけでやろうという有志が数人集まり、一応地区に回覧で7日にやることを
知らせ、門松を焼きたい人は自分で持って来るように伝えたところ、当日門松の処分に困ったのか、持って来て置いてすぐ
に帰っていく人も何人かおりました。子供が小学生の頃作ったような手の込んだ立派な「おんべ」でないため、40分程で完
成し、9時を待って点火しました。残念ながら小学生は誰も現れませんでした。写真に写っているように、50歳以上のオジ
さん、オバさんが楽しんだだけです。なんとも寂し~い
初日の出 中央アルプス小八郎岳(1,470m)より 小八郎山頂からご来光を望む
あけましておめでとうございます。
毎年元旦は中川村の陣馬形山に初日の出を見に行っておりますが、今年は大晦日に降った雪で車が上れるか不安も
あり、後輩のH君と相談し松川町の小八郎岳に登ることにしました。朝起きると昨晩の雲が消え満天の星空でした。5時
15分出発、登山口の鳩打までの林道は大晦日の降雪が積もり、駐車場で5センチくらいありました。6時に歩き出し山
頂までは40分のコースです。先行者はなく、処女雪を踏んで登って行きました。時々野ウサギやキツネの足跡があり、
昨晩行動していたようです。山頂に到着するとそれまで晴れていた南アルプスの稜線に霧が上がってきて見えなくなり、
こりゃダメかと思っていたところ、霧は晴れ7時14分に南アルプスの荒川三山の中岳の上から陽が昇りました。私たち
の他に地元松川の方たち数名が登って来て、単独で来たご婦人が甘酒を沸かしてくださり、いただくことができました。
昨年は30人くらい来てたのに今年は少ないなあと話し声が聞こえてきて、皆さん常連のようでした。
近所に元善光寺がありますが近年二年参りも行かず、替わりに初日の出を見に行っております。初詣の人混みを見る
と1週間前にはクリスマスで浮かれていた同じ国民なのに、外国人が見たらヘンと思うでしょうね。私もわざわざ人混み
の中に行くのは嫌なので、初詣は三が日を避けて参ります。